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国内は厳しい、だから海外に目を向ける

メーカー各社は日本国内の厳しい需要の中で、まず各社は排気量125ccや250cc以上の大型クラスに戦略モデルを投入し、バイク好きの取り込みを図る。というのも、50cc以下の万単位の減少は補えないながら、51ccより上のクラスは合計で年数千台増加しているからだ。

各社はスポーツバイク入門機にあたる250ccクラスを中心に商品力を高めており、ヤマハ発動機の「YZF―R25」や川崎重工業の「ニンジャ250」などの人気が高い。ホンダは歴史のある大型オフロードバイク「アフリカツイン」を復活。スズキも「グローバル機種『SV650』を国内投入し、品ぞろえを拡充したい」(同社)という。潜在ライダーとされるバイクの運転免許保有者1000万人のうち、特に40代後半―50代前半はバイク回帰の期待が大きい。免許保有者が多く、子育ても落ち着いてくる。

また、大型免許の取得が難しくなかった55歳以上に対し、制度の変化で同世代の試験は難しく、バイクへの思い入れの強い人が多い。カワサキの清水取締役は「最近のオートバイは格好良く、環境性能もいい。見せて、若いころの気持ちを呼びさましたい」と話す。同社は独自に大阪・梅田駅前で誰でも入れる展示会を開き、潜在ライダーの目に触れる機会を増やしている。ホンダは趣味性の高い大型バイクの販売店網を強化する方針で、要求レベルの高いライダーの満足度を高める。