読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おすすめさん

おすすめさんのおすすめをおすすめする

良いものは、いつの時代も良いのだろう

あの頃、1970年代は2輪4輪を問わずレースの世界でヘルメットと言えば、ほとんど『BELL』(ベル)だったし、ストリートでもフルフェイスもオープンフェイス(ジェットヘルメット)も、最高峰はBELLだった。世界中のヘルメットメーカーはBELLを手本とし、その構造(ガラス繊維と樹脂の強化プラスチック+発砲スチロールライナー)やスタイルを模倣していた。バイクのレースで言えば、GPよりも注目されていたのが1970年代のデイトナ200マイルで、ヨーロッパからはGPライダーが、日本からは各メーカーのファクトリーライダーが参戦。

すると“デイトナ土産はBELLとBATES”というのが日欧ライダーの定番になっていたぐらいだ。つまり当時、2社はその分野で世界最高峰だったのだ。ところがヘルメットメーカーが世界中で急増したこともあって、バイク界でのBELLの全盛期は1980年代中期までで、1990年代に入ってから日本ではあまり注目もされなくなってしまった。4輪レース用や2輪モトクロス用を除けば、製品自体のデザインもかつてのものと大きく違っていて、アメリカンブランドとしての魅力が薄れてしまっていたことも事実だ(現在日本では自転車用の方が有名)。それが最近、伝統的なBELLデザインが復活。新旧のファンに再びBELL熱が起きてきている。