読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おすすめさん

おすすめさんのおすすめをおすすめする

あの玉をみんなが見ているわけですよ

アメリカのニューヨークのタイムズスクエアといえばカウオントダウン! カウントダウンと言えばボールドロップ!1904年のビル完成時から続く年越しイベントでは、どこよりも何よりも目立ちたいという当時のニューヨークタイムズオーナーの意向と願望を叶えるべく、屋根の旗竿から電光付きのボールを落下させることを計画した。代々工夫して作り変えられているタイムズボールは、ネオンの塊のように光り輝きながら大晦日の年越しの1分間にゆっくりとビル伝いに降ろされる。

そして年明けの瞬間には周囲のビルすべてから大量の紙ふぶきがまき散らされるのだ。言葉にすると大したイベントではないような気もするが、現地は狂喜乱舞の大興奮となる。このイベントをその場でその眼で見るためには、まず場所取りが必要。ワン・タイムズスクエアの周囲は小さな四角い区画にロープで分けられ、人をきっちりと押し込んでは固定されていく。この「ペン留め」が始まるのがお昼頃。

そして、ここから立ち去ってしまうと二度と同じ場所には戻ってこられないという過酷なルールもある。食事はともかくトイレはどうするのだろうか?この過酷な待ち時間に耐えられない面々はもう少し離れたところで、それでも満員電車並みの混雑にもまれながら新年の瞬間を待つ。それさえも耐えられないという人は自宅のテレビの前でゆったりと過ごしているはずだ。ボールドロップのボタンは毎年有名人によって押される。それと前後してコンサートなどのイベントが開かれていることも多い。