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色んなものが組み合わされて動いているんだな

バイクや自動車のオイルの進化はモータースポーツをはじめとした競技と密接に関係している。カストロールは航空機のイベントや自動車レース、そして地上最速記録を破ろうとするドライバーのイベントなどを積極的に支援すると同時に各ユーザーのエンジンに合うオイルを開発し、製品ラインアップを増やしていった。カストロールは「CC Wakefield & Company」という会社で製造されていたが、ブランド名であるカストロールがメジャーになったことを機に1960年に社名を「Castrol Ltd.」に変更。社名が変わってもその研究に対する真摯な姿勢は変わらず、研究施設を英国のBracknellに開設するなどしている。

1960年代はまさにスピードの時代で、ロータスが『エリーゼ』を、フェラーリが『250LM』を、トヨタが『2000GT』をデビューさせた時代。F1で言えば、フロントエンジンからミッドシップレアウトのリアエンジンに変更された時代。カストロールの歴史は、スピードの歴史のなかで、栄光の歴史を刻む歴史だった。1966年、カストロールはBurmah Oil Companyに買収されるが、そのオイルに掛ける情熱は変わりのないもので、1967年に進水した当時世界で最も豪華な客船だったクイーンエリザベス2世号にもカストロールの潤滑油が使用されていたという。

近年では2012年に火星のミッションを始めたキュリオシティローバー(地上探査機)でカストロールインダストリアルの潤滑油(グリース)が使用された。ホイールからカメラまでの部品が多くの部分に採用された。使われた潤滑油(グリース)はマイナス80度~204度までの温度範囲で使えるように開発された。