おすすめさん

おすすめさんのおすすめをおすすめする

未来ではどうなっているのか考えてみたい

普通のガソリン車と異なり、ディーゼル車は軽油を使用します。軽油はガソリンよりも高温でよく燃焼する特徴から、燃焼効率が非常に良くエネルギーの無駄が少なく、ガソリン車よりも燃費が2〜3割ほど優れているとされています。また、そもそもの燃料単価も軽油のほうが安いなどの利点もありますガソリン車と構造は基本的に違いはありませんが、燃料の特性から、その着火方法が異なります。

ガソリンは火を近づけると炎を上げて燃え始めます。一方でディーゼル車で使用される軽油は火を近づけても燃えませんが、熱を加えた際には自然発火が起きやすい特性があります。つまり、ガソリンは火があれば引火しやすく、軽油は熱い状態で発火をしやすいという特性があるのです。この熱が加わった状態で発火しやすい軽油の特性を活かして、大きなトルクを発生させることが可能になります。大きなトルクであればあるほど発進が楽に、そして走行はスムーズになります。

大型車がディーゼル車である理由はここにあるのです。従来のディーゼル車は黒煙発生など環境に悪いイメージがありましたが、1997年頃に普及した燃料噴出技術「コモンレールシステム」の普及を皮切りに、黒煙の原因であるススやNOxの発生を防ぐなどの技術が向上されてきました。

また、近年では廃棄ガスに尿素水を吹きかけてNOxを削減する技術なども取り入れられ、環境への配慮が十分になされています。なお、2009年から国土交通省より、自動車から排出されるPMやNOx低減を目的として新たに設けられた「ポスト新長期規制」という自動車排出ガス規制の基準により、かつてのディーゼル車の大気汚染の影響というのは昔の話となっているようです。(「ポスト新長期規制」は世界的にも非常に厳しい基準となります。)また、ガソリン車と比較するとCO2(二酸化炭素)の排出量が少ない点から、ますます次世代のエコカーとしての普及が期待されています。