おすすめさん

おすすめさんのおすすめをおすすめする

忘れてはいけない過去がある、それは普通のこと

くるまのマイカーローンは1920年代に、アメリカでゼネラルモーターズGM)やクライスラーによって始められました。当時のアメリカではフォードが販売台数1位を誇っていましたが、フォードは顧客に借金を背負わせることに難色を示していました。

しかしGMがマイカーローンを使って1位に躍り出て、その後フォードもマイカーローンを扱うようになりました。日本においては1960年にニッサン(当時のプリンス自動車)がマイカーローンの提供を開始しました。1980年代になると、自動車販売会社は、販売を促進させるために、マイカーローンの取り扱いを強化するようになります。当時のマイカーローンは「マル専手形」の仕組みを色濃く残していました。

マル専手形とは、「手形専用当座勘定(口座)」を略してマル専手形と呼び、通常の手形のような性質を持つ割賦契約でした。バブル経済がはじけたあと、各自動車販売会社は不良債権の回収業務が忙しくなり、この頃から各自動車メーカーはファイナンス会社を独自に設立し、現在のようなマイカーローンの制度が確立し始めます。現在のマイカーローンは「マル専手形」のような契約ではなく、信販会社を介在させた「3者間契約」、あるいは「4者間契約」になっているのが一般的です。