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なるほどなるほど、なるほどなっ

金属のアルミはカーボンと並んで、現在多くのバイクがこの素材で作られている。主にエントリーモデルなどの廉価版が中心である。素材そのものは強度が低く、フレームの形状で強度を実現する必要がある。そのため、アルミ製バイクは形状を自在に設計することが難しい。軽量であるが、素材の伸縮度が低いため、振動吸収性が悪く、長時間のライドには適さない。

一方、伸縮度が低いということは、自分の加えた力が動力に変わりやすいということでもある(これを「剛性が高い」と表現する)。素材の価格が安いため、低価格でいい製品を作ることができる。実際、エントリーモデルのバイクであれば、完成車価格で7~8万円からロードバイクが手に入る。現在の主流素材である。軽量で強度が高く、かつ振動吸収性に優れ、造形の自由度も高いことが主流たるゆえんだろう。

ほんの5~10年前までは完成車で最低30万円は必要だったが、現在では完成車で約15万円から購入が可能であり、他の素材に比べて価格が高いという最大のデメリットも解消の方向へ向かっている。一方で、一部トップモデルの高騰も進んでおり、カナダのSの軽量モデル最高峰Rはフレーム単体で150万円の定価が設定されている。製造工程の複雑さからこのモデルは頭一つ抜けた価格設定がされているが、他社のトップモデルでもフレーム単体の定価にして40万円~70万円となっている。