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いつからあるのかと考えてしまったら、知りたいですよね

バイクや自動車のタイヤそのものの起源は車輪の歴史とともに古く、紀元前4000年頃のメソポタミア文明を築いたシュメール人にまで遡ると言われている。馬車を利用始めたころからシュメール人は、クッションと木製車輪の保護を兼ねて、その外周に動物の皮を巻き、釘で固定したタイヤを使用していた。

これがタイヤの起源と言われている。その後、クッションはバネなどを利用するようになり、タイヤは耐久性を重視して鉄帯に変わっていったのである。鉄帯の時代は、その後1800年代まで続くことになる。1861年にミショー型自転車が開発され、その後車輪も鉄帯に変わりゴムを使用するようになった。しかし当時のゴムタイヤはまだ空気入りではなく、硬いソリッドゴムタイヤが使用されていたためあまり快適とは言えなかった。タイヤの素材であるゴムは15世紀にコロンブスによってヨーロッパにもたらされたと伝えられている。

これを実用化したのが、アメリカ人のチャールズ・グッドイヤー(Charles Goodyear,1800.12.9-1860.7.1)で、彼が1839年の冬のある日、実験を行っていたとき、ゴムに硫黄を混ぜ、それを誤ってストーブに触れさせてしまったところ、ストーブに触れた部分のゴムが糖蜜のように溶ける代わりに、革のように焼け焦げてしまった。その周りに乾燥した弾力のある褐色の物体が残ったのである。これが耐熱性のあるゴムの製造のきっかけとなり、この様な偶然から加硫ゴムを製造することに成功したのである。生ゴムは温度が上がると溶けてべとべとになるが、生ゴムに硫黄を加えると硬くて、しかも弾力性が富むゴムをつくることができたのである。こうしてグッドイヤーは1844年に加硫ゴムの特許を取得したのである。