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バイクのヘルメットは海外ではどうなっているのだろうか。例えば、アメリカでは州によって法律が違う。ヘルメットの着用が義務づけられている州や、18歳以下のみ着用が義務づけられている州など、州法によってさまざま。ただし、ヘルメット着用義務がない州でも目を守るサングラスが義務づけられていることが一般的だ。次にヨーロッパに目を向けると、以前はイタリアなど一部でヘルメット着用義務がない国も存在したが、EU加盟国は地域全体でルール統一が進んできた。

一部の国のモペットなど小排気量車両を除き、今ではほぼすべてのバイクでヘルメット着用が義務付けられている。その他の欧米諸国でもヘルメット着用義務は同様。先進国ではヘルメット着用義務は当たり前となっているのだ。アジアはどうだろうか。ほとんどの国でヘルメット着用が義務づけられているが、取締りの厳しさなどは国によってまちまちだ。日本と同様に厳しく義務付けられている国もあれば、観光地では取り締まりがほとんどなく、あったとしても罰金だけで済んでしまうような国もまだ多いのだ。興味深いのはインド。ヘルメット着用義務化が進みつつあるが、地域によって義務化の流れはまちまち。

宗教上の理由でターバンを巻かなければいけないシーク教徒は着用義務がないなど、お国柄を反映したヘルメット規制となっている。このようにいくつかの特殊なケースはあるものの、罰則や取締りの有無は別として、基本的には世界のほとんどの国でヘルメットの着用は義務づけられており、日本の現状は何ら特別なものではない。事故から命を守る制度として、ヘルメット着用義務については誰もが納得がいくものだろう。